PAST NEW 2008.6

2008/6/22 (Sun)  気がついたら。。
すごいことになっていた。

仕事中、気がつくと大抵このようになっているのですが、
絵を描いている時は夢中なので、昼から描いて、気がつくととっぷり日が暮れて、すっかり夜、のことも。5〜6時間はあっという間にすぎてしまいます。

に、しても。
人間が住んでいるとは思えない、広がりようです。

私にしてみれば、このように私を中心にひろがる放射状のさまざまな画材やら雑誌や本、辞書、携帯、パソコンやらは、必然なのですが、きっと私以外のひとがみたら、顔をしかめるか、文句のひとつもいいたくなるのが一般的なリアクションなんだろうなあ。

そんなことを、あんまり言わない一緒にすんでいる家族は、本当に。心から。すごいと思います。

すっかり気分よくこのようにかけるのも、描いている絵がうまくいったから!!…よかった…。この数十日、いったい私って。。と自問自答の日々を過ごし、悩んでは寝て、の繰り返し。描けないかと思ったよ!!あと2枚、頑張ろう。

と、このように自信喪失したり、頭をかきむしってみたり、片っ端から雑誌を眺めてみたりしたのも。。。

「ソトコト」という雑誌の別冊、「ラブコト」を7月に創刊することにあたり、編集長を(世界の!!)坂本龍一さんに迎え、「女性のためのラブライフマガジン」として発売されます。

そのなかで、恋愛掌編小説が掲載され、これらの絵はその挿絵となります。
すごく素敵なお話でした。
女子は、きゅん、とくるね。

いやいや…みなさんに観てもらえるのが楽しみです。
2008/6/15 (Sun)  誘い文句。
「こんど シロバナたんぽぽみにいこうよ。 あそこのさ、空き地にたくさん咲いてるっていってた。」

とはLuLu。

きれいなものや、ちょっと特別なものを一緒にみよう、
共有しよう?…とする気持ちはとってもうれしいものです。

立派な誘い文句です。

楽しみにしてるよ!
2008/6/13 (Fri)  泣かないで。
泣かないで
泣かないで
ジャルダン。


今週はたくさんの涙をみました。

涙の種類はたくさんあるけれど、うれしい涙ばかりではありません。

大好きな人が悲しんでいるとき、あなたはどうやってその人を悲しみから救おうとしますか。

思いつく限りの言葉をかけますか?
ありったけの引き出しをこじあけて、言葉を探しますか?
美味しいものを食べますか?
まあ、美味しいものでも食べてさ、なあんて言って。

広い空でもみせますか?
宇宙をみると、人生観が変わるって言いますから。

それを言うなら、海ですか?
波の音や潮の香り、五感に訴えるかしら。

もし、もしもね、たくさん泣いて、解決できそうだったら、
それはたくさんたくさん泣いたほうがいい!

もし、もしもね、話しをたくさん聞くことで、心落ち着くならば、
たくさん聞きたい!

その他に、なにか出来ることって、あるのかなあ?

ぎゅうって、したかったなあ。
すればよかったかなあ。


地球がたくさんたくさん愛情で包まれたらいいのに。
いいのに。
2008/6/5 (Thu)  天才なのだ。
いえ。超人なのだ。
いえ。奇人…なのだ。
いえ。…もう!!なんて言ってよいのかわからないや!!

…それだけ、すばらしい表現をされる才能あふれるかたです。
横尾忠則展。世田谷美術館へ。

何度もこの場所を訪れてはいましたが、今回のように満腹感やら充実感がある展覧会は久しぶりでした。

御年70うん歳だそうです。なのに、これだけパワフルな作品を最近に至るまで描かれるとは、どんなにエネルギーが溢れているのでしょう。
そして、お茶目な数々!!

目の前に広がる作品は、完全に横尾忠則ワールドです。「どこでもドア」で、扉を開いたらとたんに違う場所、のようにあっというまに飲み込まれます。
特に私が好きだったのは、大きな油やアクリルの作品たち。その絵の前に立つとその「飲み込まれ感」が襲ってくるのです。

有名なY路地シリーズの「宮崎の夜」(…だったかな?)は、たぶん雨の日の夜なのでしょうね。路面が濡れていて、灯る信号の赤が印象的です。ぬめっとした蛍光灯のような光を発して佇んでいる、一般的な日本の家屋は真ん中に据えられて、なんだか生暖かさと、匂いや音がひしひしと伝わってくるのです。

ほらね、あっという間に飲み込まれてる。。

赤の原色で描かれたエロティックな要素のある絵も、宇宙を表わしているのかな。
人間の今まで生を受けて、当たり前に生物として生きて来た一部として感じる作品です。 

私は嘘をつかない、嘘をつかない人間、嘘をつかない作品が大好きです。
彼のみなぎるエネルギーの数々は、この作品に溢れていて、エロティックささえ、清々しく感じます。

最後まで見終わって、最後の「どこでもドア」を開いて現実に戻って来たとき、どっと疲労感。
どれくらいの時間、そこにいたのかびっくりしたのは、駐車場で清算をしたとき!!
こんなにいたんだ…。なんだか浦島太郎。。もしくはスペースシャトルで宇宙旅行行って帰って来たら、違う星の風景だった…のような、
軽いショック。

絵や立体の作品だけではなく、文字の作品として、小説も執筆されています。この小説も、一つ一つの物語がすばらしいリンクをされていて、もしかしたら、この世の人ではないんじゃないか?!…と疑ってしまうほど。

絵として形になると、観て来たような作品の数々。
文字になると、この小説のような作品の数々。
頭の中をちょっと覗かせてもらえてて、嬉しい。
もし、ご興味ある方は、ぜひ。

世田谷美術館
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/
4月19日(土曜日)〜6月15日(日)
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